Roland U-220 の電池を交換した話

Roland U-220 という、いわゆる音源モジュールがあります。うちにも死蔵されています。

Roland U-220

昔 Roland D-70 を使っていました。 D-70 は PCM カードを使って PCM 波形の追加ができたんです。 PCM カード用のスロットは二つで、二枚同時に使えました。逆にいうと同時に使えるのは二枚まで。で、おそらく当時、 PCM カードを三枚以上持っていたんでしょうね。同じ PCM カードが使える U-220 を (おそらく中古で) 手に入れたようです。記憶が曖昧。なんせ今から二十五年ほど前のことですし。

D-70 は売ってしまったのですが、 U-220 は何故か生き残っていました。おそらくは体積的な問題。

ところがこの U-220 、ほとんど使った記憶がありません。ふと思い出し、繋いでみたところさすがに "Internal Battery Low!" の表示が。デフォルト・パッチのアコースティック・ピアノの音は出ますが、それ以外のパッチはすっ飛んでいる様子。

このピアノの音、いわゆる PCM 臭くて時代を感じさせます。そりゃそうだよね。 CM-64 とか CM-32P とか、時期はそのあたりですから。初代ミュージ郎時代。 1990 年頃。

マニュアルを参照すると "Internal Battery Low!" が出たらサービス・センターへ云々と書いてあるけど、そこまでするのはなぁ。


でもせっかくだから(?)使えるようにしてあげようとちょっと検索したところ、電池交換を行なった記事『困ったコト・・・  U-220編』を発見。使っている電池は普通のボタン電池 CR2032 とのこと。これなら予備がいくつか手元にあります。

で、電池交換を実施。

ぱかっと開いて

基盤側

電源側 大きなトランス

古い電池と新しい電池

バッテリーを交換すると、全て忘れてしまうとのことなので、先の記事と同じ方の別の記事『U-220を工場出荷状態に戻してみる!♪』に従い、ファクトリー・パッチ U220Factory.Syx を流し込んでみます。ただ、このファイルは破損しているみたい。

$ od -t x1 ~/Downloads/U220Factory.Syx | tail -n 3
0102100  0e 0c 09 0b 0f 08 08 08 03 05 02 02 09 0f 03 00
0102120  0f 07 00 00 00 04 07 00 0e 0c 09               
0102133

流し込むと "SysEx Check Sum Error!" って表示されるような (すぐ消えちゃうので読めない) 。でも、まぁ、なんとか使えるようになったようです。


結局は使わないんじゃないかって気がしますが……。どこかにしまいこんでしまって見当たらない PCM カードが出て来たら試しに鳴らしてみるかも。

ちなみに、 Roland U-220 のヤフオク相場は四、五千円らしい。

どっとはらい

コメント

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