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VPS Avenger の VMAN にログインできた話

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これまで VPS Avenger の VMAN になぜかログインできなかった。今日になってやっとログインに成功。 どうもパスワードを入力してそのまま LOGIN ボタンをクリックするとパスワードが渡ってないっぽい。TAB でパスワードフィールドから逃げてから LOGIN ボタンをクリックするとようやくログインできた。 なんという罠であることか 環境依存かもしれないけどね Vengeance Producer Suite - Avenger (本家) Vengeance Producer Suite - Avenger (Sonicwire)

Arturia V Collection の database

いつの頃からか Arturia V Collection のファクトリープリセットが二重に出てくるようになっていました。アンインストールの後、再インストールしても解消されません。どうやらプリセットを記録しているデータベースに関しては、アンインストール時に手を付けられていない様子です。 結局のところ、ファクトリープリセットが保存されているディレクトリーを別のところに退避してから再インストールすることで、二重に表示されることはなくなりました。つまりはデータベースの再構築です。 データベース自体は SQLite なので中を見れます。退避させていたデータベースは sqlite3 で開こうとしても開けないようで、なにやら腐っていた様子。新規に作ったものは中を覗けますが。 というわけで、以下のような構造になっていましたというメモを残しておきます。 CREATE TABLE `Booleans` (     `value` INTEGER NOT NULL ,     PRIMARY KEY ( value ) ); CREATE TABLE `Characteristics` (     `key_id` INTEGER ,     `name` TEXT UNIQUE NOT NULL ,     PRIMARY KEY (key_id) ); CREATE TABLE `Instruments` (     `key_id` INTEGER ,     `name` TEXT NOT NULL ,     `version` TEXT NOT NULL ,     `category_id` INTEGER ,     PRIMARY KEY (k...

Roland U-220 の電池を交換した話

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Roland U-220 という、いわゆる音源モジュールがあります。うちにも死蔵されています。 Roland U-220 昔 Roland D-70 を使っていました。 D-70 は PCM カードを使って PCM 波形の追加ができたんです。 PCM カード用のスロットは二つで、二枚同時に使えました。逆にいうと同時に使えるのは二枚まで。で、おそらく当時、 PCM カードを三枚以上持っていたんでしょうね。同じ PCM カードが使える U-220 を (おそらく中古で) 手に入れたようです。記憶が曖昧。なんせ今から二十五年ほど前のことですし。 D-70 は売ってしまったのですが、 U-220 は何故か生き残っていました。おそらくは体積的な問題。 ところがこの U-220 、ほとんど使った記憶がありません。ふと思い出し、繋いでみたところさすがに "Internal Battery Low!" の表示が。デフォルト・パッチのアコースティック・ピアノの音は出ますが、それ以外のパッチはすっ飛んでいる様子。 このピアノの音、いわゆる PCM 臭くて時代を感じさせます。そりゃそうだよね。 CM-64 とか CM-32P とか、時期はそのあたりですから。初代ミュージ郎時代。 1990 年頃。 マニュアル を参照すると "Internal Battery Low!" が出たらサービス・センターへ云々と書いてあるけど、そこまでするのはなぁ。 でもせっかくだから(?)使えるようにしてあげようとちょっと検索したところ、電池交換を行なった記事『 困ったコト・・・  U-220編 』を発見。使っている電池は普通のボタン電池 CR2032 とのこと。これなら予備がいくつか手元にあります。 で、電池交換を実施。 ぱかっと開いて 基盤側 電源側 大きなトランス 古い電池と新しい電池 バッテリーを交換すると、全て忘れてしまうとのことなので、先の記事と同じ方の別の記事『 U-220を工場出荷状態に戻してみる!♪ 』に従い、ファクトリー・パッチ  U220Factory.Syx を流し込んでみます。ただ、このファイルは破損しているみたい。 $ od -t x1 ~/Downl...

TimewARP 2600 とか 其の二

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というわけで、 ARP 2600 と TimewARP 2600 の二回目。 ARP 2600 はまだ人気なんでしょうか、 eBay あたりではオーバーホール済みの完動品だと 100 万円を超える値段であるようです(取引が成立しているかどうかは別として)。 Two Thousand Six Hundred (TTSH) ARP 2600 のハードウェアのクローンとして Two Thousand Six Hundred (TTSH) があります。すでに製造中止 (元からそう出回ってなかった?) のようです。 以下は、最近 FACT Magazine でみた  Soulwax のライブ動画 。 TTSH の他に EMS Synthi AKS なども。 また以下は、 TTSH の組み立てキットを組み立てている様子。自分には無理だわー。 TTSH に関しては、こちらが公式ページになるのかな? http://thehumancomparator.net/wordpress/instructions-ttsh/ TimewARP 2600 一方 TimewARP 2600 ですが、その紹介ページにはこのように書かれています。 This is the only ARP 2600 emulation product endorsed by its creator, Alan R. Pearlman. また、 TimewARP 2600 のマニュアルは、オリジナルの ARP 2600 のマニュアルの著者である  Jim Michmerhuizen が書いています。オリジナルのマニュアル同様、音の原理的な話が多めで、 55 ページのマニュアルうち 16 ページほど占めています。オリジナルのマニュアルでは、ここのモジュールの解説の中にもこの手の話が散らばってますが。 ともあれ、そんなこんなで、 ARP 2600 の正統な(?)後継っぽい感じのソフトウェア・シンセサイザーではあります。 なんですが、いまいち不遇な感じ。今は  Way Out Ware  では販売されていなくて  SONiVOX  に委託されているようです。過去には M-Audio から出てたこともあるようで、検...

TimewARP 2600 を手に入れたので ARP 2600 のことを少し調べてみた

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VSTBuzz で Way Out Ware の TimewARP 2600 が 80% off になっていたので、つい買ってしてしまいました。 ARP 2600 を元にしたソフトウェア・シンセサイザーです。 TimewARP 2600 買った後で、 Arturia の ARP 2600 V2 および ARP 2600 V3 を持っていたことを思い出したりもしましたが、違いもあるのでまぁ良いかと自分に言い聞かせてみたりも。他には IK Multimedia の Syntronik Harpy 260 が ARP 2600 をサンプリングしたものです。一方 UVI に ARP 2600 をサンプリングしたものは無いようです。意外。 Arturia ARP 2600 V2 Arturia ARP 2600 V3 ARP 2600 は、セミ・モジュラーの (もちろん) アナログ・シンセサイザーです。主だったモジュールは内部で繋がっています。つまり、パッチ・コードを使わなくても音は出せます。でもパッチ・コードを使うとより楽しめます。 構成としては LFO も兼ねた VCO が三つ、 VCF と VCA が各一つ、エンベロープ・ジェネレーターは ADSR と AR の二つ、それにノイズ・ジェネレーター、リング・モジュレーターといった馴染みのあるものが並んでます。 あと、ステレオ・スピーカーとスプリング・リバーブも付いていたり。 EMS Synthi A にもスピーカーとリバーブは付いていて、この時期のものには付いてること多いのかな。 ともあれ、  ARP 2600 の実機を使ったことはないので、どのようなものだったのかよくわかりません。で、少し調べてみました。というわけで、メモ。 Vintage Synth Explorer  の  ARP 2600 まずは定番サイトから。こちらを見ると Arturia の ARP 2600 V2 は初代 2600 のイメージ、 同じく Arturia の ARP 2600 V3 は 1977 年の 2601 v2.0 のイメージ、 TimewARP 2600 はそれらの間の世代かな。例によって世代間でフィルターが違っているようですが、そこ...